代表挨拶
「節目の年」
ある日ある人から、「スペシャルオリンピックス活動を徳島でも始めて、うちの子供たちにも参加させたいので立ち上げに協力して欲しい」とお母様からお話を頂いたのがスペシャルオリンピックスとの出逢いでした。
組織を立ち上げるために、資料を読んだり、先進地に見学に行ったりしスペシャルオリンピックスを理解していきました。そんなときに当時スペシャルオリンピックス日本の理事長であった細川佳代子氏からこんな話を聞きました。
「どんなに医学が進歩しても人口の2%前後は知的障害の子供が産まれてくる。それはなぜかというと、その子の周りにいる人たちに優しさや思いやりを教えるために、神様が私たちに与えてくださった贈り物なんです。この子たちはいろいろな可能性を持って産まれてきたけれど、自分だけの力でそれを伝えたり発表したりすることが不自由なだけなのです。周りにいる人たちがそのハンディを理解し、サポートしてあげれば、本来の能力を発揮して、社会の役に立つ人間に成長するのです」
まさにカルチャーショックを受けました。それまでは自分の事しか考えないわがままで傲慢であったことに恥ずかしささえ覚え、私でもお力になれるなら応援させていただきたいと思うようになりました。
活動を通して出逢った全ての方々に支えられてスペシャルオリンピックス日本・徳島は1997年の6月に設立し、今年で15年の節目を迎えます。初めは認知度も少なく活動にはいろんなハードルがありましたが15年の地道な活動で皆様にも認められ、昨年は特にいろんな団体・企業からご寄付などご厚情を多く賜りました。この場を借りてあらためてお礼申しあげます。ありがとうございました。
そんな皆様のご期待にも応えられるよう15年の節目で気持ち新たに原点に戻り、スペシャルオリンピックス活動が繰り広げられるように充実したプログラムに重点を置き、各種団体、個人の方対象に、説明会等を開催し一歩一歩でも新しいスポーツプログラムが始まるよう歩んでまいります。
この徳島でアスリートたちが自らの能力をより一層発揮できるチャンスと、それを活かせる場を、スポーツを通して継続的に提供し、全ての人々が共に生きる社会の実現に向って頑張っていきたいと思います。
皆様には充実した活動が出来ますようご協力、ご支援を引き続きよろしくお願いします。
特定非営利活動法人 スペシャルオリンピックス日本・徳島
会長 三谷郁彦
■■2012年度基本方針■■
1.設立15周年を迎えられた感謝の気持ちを大切に皆様に愛される組織にしていきます。
2.アスリート、ボランティアが気軽に参加できるよう明るく楽しいプログラムを提供します。
3.総合的な健康を願い、スポーツプログラムを基底に、文化的プログラムも展開していきます。
4.活動を行なうために必要な資金を持続的に得る体制・アプローチを確立します。
5.各種関係団体との連携を図り、より充実、信頼される活動を目指します。
6.誰もが安心して活動できる危機管理体制を構築します。
スペシャルオリンピックス活動が、あなたの参加によってますます充実することを期待しています。
2012年1月1日





